2017.03.202017ジャパンハンドドリップチャンピオンシップに参加しました。REPORT

3/14、3/15に大阪で「ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ(JHDC)2017」が開催されました。
東京、福岡に続き最終地となる大阪で開催される、ハンドドリップチャンピオンシップ予選です。
 
14日は店主ナゴシが審査員として参加し、
15日はBUNDY BEANSスタッフ、はっちゃんが、競技者として参加してきました。
 
この大会には毎年審査員として参加させていただいていますが、毎年参加者のレベルが非常に上がっていることをひしひしと感じます。
お店をしている人もしていない人も参加者全員同じコーヒー豆を使用して、自分が最も美味しいコーヒーを作ることができるドリッパー、ミル、ケトルを使用しただ単純に味を競い合います。
 
個人的な感想といたしまして、同じコーヒーを使用しているにもかかわらず、十人十色といいますか、審査をさせていただいたカップ各々に味の多様性を感じました。
 
まず我々ジャッジは誰が抽出したものかが全くわからないまま、ただ目の前に置かれたカップクオリティのみで点数をつけさせていただきます。
スタンス的にはコーヒー屋さんにコーヒーを飲みに行ったお客様と言った感じです。
 
その中で勝ち上がるカップには「抽出者の意図が明確に伝わる」という特徴がありました。
ただなんとなく淹れるコーヒーとこういった味を出したい、何よりも美味しいコーヒーを飲んでもらいたいという思いがあるカップには確実に味に違いが出ます。
 
抽出されたカップ(コーヒー)にはそれぞれ抽出者の物語があります。
一つ一つの動作に意味があり、その結果一つ一つ抽出されたカップに味の違いが出来、それが各々抽出者のオリジナリティとなります。
 
そんな物語のあるコーヒーを審査させていただく立場で、非常に責任感を持って携わっております。
また、同時に美味しいコーヒーをたくさん味わい、新たなひらめきや驚きを持って帰らせていただいております。
 
今回、スタッフのはっちゃんが参加し残念ながら決勝には出場できませんでしたが、
各々感じた「ひらめきや驚き」をお店で提供させていただくカップに乗せて抽出をさせていただきます。
これからもおいしいコーヒーを提供できるよう、スタッフ一同頑張っていきます!!
 
応援ありがとうございました。

名越
 

 

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